「システムを導入したいけど、何から始めればいいか分からない」「相談したいけど、専門用語が飛び交うと困る」——そう感じて、最初の一歩を踏み出せずにいる方は多いです。実は、システムのことを詳しく知らなくても相談できる窓口はいくつかあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った相談先を選んでみましょう。

相談先1:システム開発会社

最もオーソドックスな相談先です。業務システムやWebアプリの開発を専門とする会社で、要件のヒアリングから設計・開発・納品まで一貫して対応してくれます。

「専門的な話についていけるか不安」という方も多いですが、良い開発会社はこちらの言葉に合わせて丁寧に説明してくれます。最初の相談は無料で受け付けているところがほとんどなので、「こんな困りごとがある」という話から始めれば大丈夫です。

ただし、会社によって得意分野や規模感が異なります。大規模なシステムが得意な会社もあれば、中小企業向けの小回りの利く開発を得意とする会社もあります。最初から一社に絞らず、複数社に相談して比較してみるのがおすすめです。

相談先2:ITコーディネーター・ITコンサルタント

「何を作ればいいかすら分からない」という段階であれば、開発会社の前にITコーディネーターやITコンサルタントに相談するのも有効です。

ITコーディネーターは、経済産業省が認定する資格を持つ専門家で、企業のIT活用を支援することを専門としています。システムを「作る人」ではなく「一緒に考えてくれる人」として、自社の課題を整理し、どんなシステムが必要かを明確にする手助けをしてくれます。

自社の業務内容や課題を整理した上で開発会社に相談したい、という方にとって、間に入ってくれる存在として心強い味方になります。

相談先3:商工会議所・よろず支援拠点

費用をかけずに相談したい場合は、全国の商工会議所や、国が設置する中小企業向け無料相談窓口「よろず支援拠点」の活用がおすすめです。

よろず支援拠点では、IT活用に関する相談も受け付けており、専門のアドバイザーが無料でサポートしてくれます。「まず誰かに話を聞いてほしい」という段階での利用に向いています。開発会社の紹介や補助金の案内なども行っているため、予算が限られている中小企業にとっては特に心強い窓口です。

相談先4:知人・同業者のツテ

意外と見落とされがちですが、同じ業種の知人や取引先に「どこに頼んだか」を聞くのも効果的です。実際に使った人からの口コミは、信頼性が高く、失敗リスクを下げてくれます。

特に、自社と規模や業種が近い会社が使っているシステムや開発会社であれば、自社のニーズにもマッチしやすいです。「どうだった?」と一言聞くだけで、有益な情報が得られることも多いです。

相談するときに準備しておくと良いこと

相談先がどこであれ、以下の3点を事前に整理しておくとスムーズです。

① 今困っていることを言葉にする 「毎月の集計作業に時間がかかる」「ミスが多くて困っている」など、具体的なエピソードがあると伝わりやすくなります。

② 誰がどう使うかをイメージする 「社員10名が毎日使う」「お客様がスマホから操作する」など、利用シーンを伝えると提案の精度が上がります。

③ 予算感と時期の希望を持っておく 大まかな金額感やリリースしたい時期があると、相談がより具体的に進みます。完璧に決まっていなくても構いません。

 

システムの相談は、専門知識がなくても始められます。大切なのは「詳しくないから」と諦めるのではなく、信頼できる相談先に「困っていること」を素直に話すことです。シスナビは、IT知識がゼロの方でも安心してご相談いただける環境を整えています。どんな小さな疑問でも、まずはお気軽にお声がけください。